Ann Rheum Dis 2017;76:1340–1347.
背景
- axSpAに対しては、NSAIDs, TNF-I製剤が長い間使用されてきた
- 最近になってsecukinumabが使用されるようになった
- TofacitinibはJAKの非選択的阻害薬であり、ASにも関与するIL-17, 21, 23に影響する。さらに、血清TNFも低下させる
- 今回の試験が初めてASに対してTofaを用量比較した試験である
方法
- 16週間(12週間実薬、4週間wash-out)
- Phase 2, 多施設、ランダム化、二重盲検、プラセボ比較、用量比較
- 対象
- 18歳以上
- AS-mNY基準を満たす
- BASDAI ≧ 4
- Back pain score ≧ 4
- 2種類以上のNSAIDs治療に抵抗性
- mNY基準を満たす場合には、CRP正常範囲内、活動性関節炎、腱付着部炎、乾癬があってもよい
- 維持量のMTX, PSL(<10mg), SASPは継続してよい
- 除外
- 活動性結核感染症
- 以前にbDMARDs使用歴あり
- 割付
- 1:1:1:1=placebo:Tofa 2mg 1日2回:5mg 1日2回:10mg 1日2回
- Primary outcome:12週間時点でのASAS 20達成率
結果
- 期間:2013/4-2015/3
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