Viewpoint
Back to the future: forget ultrasound and focus on clinical assessment in rheumatoid arthritis management
l これまで報告されてきたRAにおける関節超音波の有用性
Ø 診断
Ø 治療選択をガイド
Ø 構造破壊、再燃を予測
Ø 寛解と治療taperingをガイド
l しかしながら、予想外のpitfallを報告されているのも事実
l 滑膜肥厚が今の疾患活動性を示すとは限らない
Ø JIAでは活動性がなくとも滑膜異常所見を示すことがしばしばあり、それは再燃を予測することはない
Ø PDが炎症を示唆するとも限らない
Ø 関節超音波の役割、使用方法に関して標準化されたものがない
Ø 筋骨格系における関節超音波所見で正常というものが定義されていない
Ø 健常人でも10%以上がPD陽性
Ø 207人の健常人において、88%の割合で、1つ以上の関節に超音波で異常所見を認めた(滑液貯留52%, 滑膜肥厚48% ±PD陽性)
Ø erosionも健常人で認めうる
Ø →異常所見があるかないかというより、その程度が重要なのだろう
l 標準化は、機械、検者、設定などの違いなどもあるので難しい(特にPD)
l 2つの試験が最近行われた(TaSER, ARCTIC)
Ø 関節超音波を用いたT2Tがcomposite disease activity scoreを用いたT2Tよりも、臨床的・画像的予後がいいのではという仮説に基づいて行われたが、ルーチンでの超音波使用はそれらの予後を改善しなかったという結果だった
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