- 寛解導入としてRTX 375mg/m2/week for 4week OR 2 doses of 1000mg 2week毎 使用したretrospective study(Mohammad AJ, et al. Ann Rheum Dis 2016;75:396–401.)にて、6ヶ月後の改善 83%、12ヶ月後の改善 90%だった。
- そのうち、remission(BVAS=0) 34%, 12ヶ月後のremission 49%と良好な結果。
- PSLも漸減はやくできたが、完全PSLオフは6%のみで、これはGPAやMPAの場合と比較すると低く、EGPAにおいてはRTXは完全なPSL sparing agentではない。
- ANCA(+) vs. ANCA(ー)にて、remission達成率はそれぞれ12/15(80%)と8/21(38%)と、ANCA(+)のほうがRTX有効であった
- これは以前のEGPAにおける複数のケースレポートでも同様の傾向。
- GPA・MPAでは、RCTはANCA+が多いが、ANCAーのcohort studyで同様の傾向があり、RTXの有効性は血管炎の病型ではなくANCAの有無により左右される可能性が高い。
- refractory(難治性)かrelapse(再燃)かでRTXの効果の違いはなかった
- RTXの使用方法でも効果の違いはなかった
- 6ヶ月後にRTXによる追加治療までおこなってpartial response(ΔBVAS > 50%)もなかったのは1人のみ。
Baseline
- 36/41はRTX治療前にimmunosuppressive drugが入っていた
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